医学部受験でまず押さえておきたいのは、医学部入試は大学によって「傾向」が極端に違うという事実です。偏差値表の上から順に狙う、という発想では受かるものも受かりません。
同じ「数学」でも、求められる力は全く違う
数学ひとつを取っても、大学によって要求される力はこれだけ分かれます。
瞬発的に解く力を求める大学/時間に対して問題数が多く、解法が瞬時に見える必要があります。
じっくり考え、検証して深く思考する力を求める大学/一問あたりの時間が長く、方針を立て直す粘りが問われます。
標準的な問題で高得点勝負になる大学/取りこぼしをしない正確さが最優先です。
ゴリゴリの計算処理を要求する大学/最後まで計算を合わせ切る体力が要ります。
つまり、生徒の思考の癖と大学の出題傾向が噛み合えば、偏差値で7〜8の差は軽くひっくり返せます。逆に噛み合わない大学を選べば、偏差値が足りていても落ちます。
「どこでもいいから医学部医学科へ」は、実は最も戦いやすい
志望校が固定されていない受験生ほど、全国から相性の合う一校を選べます。私立医学部・国立医学部の双方の受験傾向を知っていれば、その生徒が最も得点を伸ばせる大学を絞り込めます。
出願戦略まで含めて考える
私立大学医学部の入試は複数会場で実施されます。どの学校をどの会場で受験するのか、移動時間まで考えて出願校を決めることで、当日のコンディションが変わります。願書の記入や志望理由書の作成も含め、ここまでが受験対策です。
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